女性は、生理前になると黄体ホルモンが急激に増えます。

この黄体ホルモンは、受精卵の着床や乳汁の分泌を促したりしますが、一気に増えたあとには生理が起こると、反対に一気に減ってしまいます。

この落差が原因となって、体がホルモンバランスが崩れたと勘違いし、自律神経のバランスが崩れて「PMS」が起きると考えられています。

自律神経は体の様々な機能を調節してくれている大切な器官であり、調和が乱れると身体に様々な症状となって現れます。

イライラや生理前に急増する頭痛、胃腸の異常による吐き気、下痢・便秘などがその症状です。

黄体ホルモンは、水分を溜め込む特性があるので、むくみが出る場合もあります。

これらの不調をまとめて「PMS」と呼びますが、偏った食生活や甲状腺の機能低下、ストレス、副腎皮質機能不全なども原因と考えられています。

同時に症状が重なり合うケースも珍しくはありません。

PMSの一般的な対処法として、

• * 低用量ピル

• * ビタミン剤

• * 鎮痛剤

• * 抗不安剤、抗うつ剤

などの薬を処方されます。

PMSは、投薬による一時的な改善はしやすいのですが、次の月になると症状が出ることも少なくはありません。

どうすればPMSを根本解決することができるのでしょう？

当院では２つの施術を行います。

①鍼灸治療

東洋医学の鍼灸治療は、WHOが「生理不順、生理痛、冷え性などの症状に効果がある」と公式に発表しています。

当院で行う鍼灸治療は、全身の血流改善、自律神経の調和を行いながら自己治癒能力を高めていきます。お灸による温熱刺激効果で、下肢の血流改善ができて冷えも解消いたします。

②ゼロ整体って？

当院では、骨盤・骨格のゆがみや日常生活、身体の使い方などをヒアリングし、姿勢計測を行なった上で、視覚的に状態を把握します。

そこで、患者様へは負荷をかけずに自律神経の正常化を促す「ゼロ整体」を行います。ポイントとしては、腹部・腰のツボを刺激することで症状改善を促し、筋肉や筋膜を緩めることで血流改善ができ、骨格調整でバランスを整え症状が繰り返さない状態へ導くのです。

PMSは、不快な痛み・だるさ・眠気といった症状にとどまらず、抑うつやイライラなどの精神的症状も現れることで生活に支障をきたしてしまいます。

PMSで一人では悩まず、お気軽に当院までご相談ください。