こんにちは！高崎市　上中居鍼灸・整骨院です！

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皆さんはこのような症状でお悩みではありませんか？

「口を開けようとするとアゴに痛みが走る」「かみ合わせに違和感がある」「食事をしていてアゴがだるい」「耳鳴り、耳閉感を感じる」

このような症状に当てはまる方は「顎関節症」の疑いがあるかもしれません😣

顎関節症と聞くと、アゴ周辺に何らかの異常が起きていると想像することが出来ますが、顎関節症という総称の中には

様々な種類があるのです。

 

今回はそのような顎関節症の原因と症状、対策についてお話していきます。

①顎関節症の種類と原因

顎関節症の原因としてよく挙げられる例としては以下のようなものがあります。

「日常的に歯ぎしり、くいしばるクセがある」

「硬い物を食べるときに同側の顎ばかり使ってしまう」

「歯並びの悪さがある」

「ストレスで顎関節やこめかみの筋肉の緊張が強い」

このように顎関節症は日常生活の中で無意識に行っている習慣や、ストレスがきっかけで発症する場合があるので症状が強い場合には

ご自身の顎関節症の種類と適切なケアを理解する事が大切です。

 

顎関節症には大きく分けて4つのタイプがあります。

➀筋肉由来の障害　➁関節・靱帯由来の障害　➂関節円板由来の障害　➃骨の変形による障害

➀は関節を動かす筋肉の炎症がきっかけで起こります。

➁➂➃は関節内部の異常がきっかけで起こります。

 

➀筋肉由来の障害

主に顎関節の動きに関わる咀嚼筋、咬筋、側頭筋などの筋肉に炎症が起こります。

口を開けたりなど筋肉を引っ張るような動きをすると痛みが起こるのが特徴です。

痛みの原因が筋肉の過緊張によるものなので関節自体には問題ありません。

使った筋肉をほぐして緊張を取ってあげることで症状が改善されます。

 

➁関節・靱帯由来の障害

関節・靱帯由来の障害関節を構成する靱帯や関節包に無理な力がかかって、組織に傷がついて痛みが出てしまうタイプです。①の筋肉由来のタイプと症状が似ていて口を開ける時に痛みが出やすいです。

ただ筋肉由来のタイプと違うのが関節の組織に炎症が出ているので無理に動かしたりマッサージで強く動かすのではなく、痛みが出ている間は安静にするのがオススメです。

 

③関節円板由来の障害

顎関節には口を開ける際に動く下顎の上に関節円板というクッションの働きをもった組織があります。ところがこのクッションの働きをしている関節円板が日常的に下顎の動きを何度も行っていると位置がずれてきてしまうことがあります。このタイプの顎関節症の症状として「口を開けようとするとカクカク音が鳴る」「口を開けようとすると下顎が引っかかるような感覚がある」があります。

この場合、症状を改善するには関節円板のズレを元に戻す必要があるので口の開閉動作がやりにくくないか経過観察を見ながら医療機関で一度状態を確認しマウスピースの装着などが効果的です。

 

➃骨の変形による障害

➂の関節円板のズレがさらに進行し、また顎関節を構成する軟骨がすり減ってくることで骨同士が直接擦れあうあようになり痛みを引き起こします。

変形性の顎関節症につながる恐れがあるので中高年の方で顎の痛みがなかなか引かない、顎だけでなく頭痛や肩こりもよくする場合は医療機関にて顎関節の変形が出ていないか一度状態を確認することをお勧めしております。

 

➁顎関節症の症状に対しての対策

今回は顎関節症に対してセルフで行えるマッサージを説明していきます。

開口障害に効果的なものとなります。顎関節症の種類➀の筋肉由来の痛みに対してはオススメです。

まず初めにこめかみ手を当てて口をゆっくり開くように動かします。

こめかみに当てた手をゆっくり円を描くように5回動かします。緊張している側頭筋を意識して緩めてみましょう。

次に頬と耳の間に人差し指と中指の２本を当ててゆっくり円を描くように咀嚼筋を緩めてみましょう。

ポイントとしては動かして痛気持ちいいくらいの強さで行なう事です。

 

➂まとめ

顎関節症は完治するには症状によって長期化する場合もありますが、適切な治療とセルフケアを継続する事で数ヶ月から半年くらいで症状が改善していきます。

また、顎関節症でお悩みの方の多くが日中に気がつくと歯を食いしばってしまう事が多いように、食いしばることがきっかけで肩こり、首凝り、交感神経の優位な状態を招きやすくなってしまいます。

上中居鍼灸整骨院では日常生活で負担がかかりやすくなっている根本原因を調べて顎関節症の痛みを抑える施術と、痛みが再発しないようにするためのセルフケア指導も行っております。

「少しでも今の痛みから楽になりたい」「これからも痛みがでないようにしていきたい」などお悩みがございましたら当院まで是非ご相談下さい。